憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会

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2019.05.08 ニュース

令和元年5月3日、公開憲法フォーラムが開催されました

令和元年5月3日、東京永田町の砂防会館には、1100名が参加し、第21回公開憲法フォーラム(主催:民間憲法臨調/美しい日本の憲法をつくる国民の会、後援:新憲法制定議員同盟)が開催されました。
 ※当日の全映像はこちら→https://youtu.be/gYsuge4SX4I

フォーラムには、自由民主党から下村博文憲法改正推進本部長、公明党から遠山清彦憲法調査会事務局長が出席、また日本維新の会の足立康史幹事長代理、松沢成文希望の党代表、長島昭久未来日本代表も登壇し、それぞれ挨拶しました。

自民党の安倍晋三総裁は、今年もビデオメッセージを寄せ、憲法改正に向け連携を呼びかけました。

櫻井よしこ共同代表が基調提言を行い、各界からの提言として、ジャーナリストの古森義久氏、日本経団連常務理事の井上隆氏、ウクライナからの留学生ナザレンコ・アンドリー氏らが提言しました。

その後、国民の会諸活動について打田文博国民の会事務総長が報告し、結語として田久保忠衛国民の会共同代表が挨拶し、最後に声明文を発表し各党代表に手交しました。


安倍晋三自民党総裁メッセージ(要旨)

自民党は、立党以来、憲法改正を党是としてまいりました。2年前のこの「憲法フォーラム」でのビデオメッセージにおいて、私は「2020年を、新しい憲法が施行される年にしたい」と申し上げましたが、今もその気持ちに変わりはありません。自民党においては、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という現行憲法の3つの基本原理は堅持しつつ、昨年、改憲4項目の条文イメージを取りまとめ、今年の運動方針においても、新しい時代に即した憲法の改正に向けて道筋をつける覚悟であることを確認いたしました。

憲法は、国の理想を語るものであり、次の時代への道しるべであります。令和元年という新たな時代のスタートラインに立って、私たちは、どのような国創りを進めていくのか、この国の未来像について、真正面から議論を行うべきときに来ているのではないでしょうか。

国民の代表である私たち国会議員が活発な議論を行い、この国のあるべき姿を提示していく責任があることは言うまでもありません。しかし、憲法改正の主役は、もとより、国民の皆様です。多くの国民の皆様が憲法改正について、自らの問題として大いに議論をし、理解を深めていただきたい。そう願っております。

本日のフォーラムが、その大きな役割を果たすことを期待し、私の挨拶とさせていただきます。憲法改正に向けて、ともに頑張ってまいりましょう。

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■第21回公開憲法フォーラム声明文

風雲急を告げる東アジア情勢、憲法審査会の存在意義を問う!

現在、わが国を取り巻く東アジア情勢は風雲急を告げている。

朝鮮半島では、北朝鮮が国際社会の圧力にもかかわらず、あくまで核開発の意思を捨てていない。ために二月末にベトナムで開催された第二回米朝首脳会談は、決裂するにいたった。北朝鮮との関係改善にのめりこむ韓国・文政権は、一方でわが国との間で、慰安婦合意破棄、韓国最高裁の強制徴用賠償判決、韓国駆逐艦による自衛隊哨戒機レーダー照射、韓国国会議長による天皇陛下への謝罪要求と反日行動を次々と起こし、日韓関係は戦後最悪となっている。

また中国は、着々と東シナ海・南シナ海における海洋覇権の獲得の動きを強めている。
わが国領土である尖閣諸島周辺海域には、中国公船が接続水域内をほぼ毎日航行し、一ヵ月間に三回程度の頻度で領海侵入を続けている。台湾に対しては、習近平国家主席が、今年一月二日の講話で、「一国二制度」による平和統一を選択しない限り武力統一もあり得ると、脅迫している。さらに中国の圧倒的な軍事的優勢がほぼ確立している南シナ海では、中国漁船がベトナム漁船を沈没させる事件を頻繁に起こすようになった。

あらためて注意を喚起したい。「自衛隊の憲法明記」によって、日本国民の「国を守る意思」を内外に表明することは、喫緊の課題である。しかしながら、東アジア情勢が激変するなか、わが国の根本的なあり方に関わる憲法問題に関して、政局を離れて憲法論議を行う筈の国会の憲法審査会は、昨年の通常国会では衆参両院とも僅か三回、臨時国会では衆参両院あわせて五分という異常事態にあった。

本来、憲法論議をリードすべき国会の憲法審査会が議論すらしないのではその存在意義が問われる。昨年十一月の産経新聞や十二月の読売新聞の世論調査によれば、実に国民の約六八%は、憲法審査会における憲法論議の進展に期待しているではないか。

第二十一回公開憲法フォーラムの開催にあたり、わが国をめぐるこのような緊迫化した情勢を踏まえ、あらためて各党各会派及び衆参両院憲法審査会に対して、国民の生命と暮らしを守る国家の責任を果たすため、憲法改正問題に関する論議の活性化と憲法改正の国会発議にむけて、迅速な合意形成のため、決意をもって取り組むよう提唱する。

令和元年五月三日
「二十一世紀の日本と憲法」有識者懇談会(通称 民間憲法臨調)
美しい日本の憲法をつくる国民の会