憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会

2018.03.15 ニュース

3/14 1000万人達成!中央大会が開催さる

1000万人達成!憲法改正の発議をもとめ中央大会
「自衛隊明記」と「緊急事態条項新設」を決議

3月14日、「1000万人達成!憲法改正の国会発議!中央大会」を憲政記念館で開催し、
衆参国会議員71名(本人45名、代理26名)をはじめ、800名が参加しました。

大会では、平成26年に開始された憲法改正賛同者拡大運動が、3年余を経て1001万8221名(2月末時点)に達したことを発表し、平成30年度の国民運動方針として、(1)国民の9割が支持する「自衛隊」の根拠規定を憲法に明記する、(2)大規模災害に際し、国民の生命と安全を守る緊急事態条項を憲法に新設する、などの運動方針を掲げ、更に国民運動を広範に推進していくことを発表しました。

各政党からは、自民党の古屋圭司衆議院議員、公明党の斉藤鉄夫衆議院議員、希望の党の松沢成文参議院議員、日本維新の会の馬場伸幸衆議院議員が憲法改正の国会発議へ向け、各党内での改正論議の実情や改憲テーマの方向性について語り、国会で積極的に議論を進めていく決意を表明戴きました。

民間からは、櫻井よしこ共同代表が基調を行い、田久保忠衛共同代表、九州経済連合会名誉会長で福岡県民の会共同代表の松尾新吾氏、大阪から若者の立場で憲法プロジェクトを推進する濱野夕希子氏が国民投票へ向けた提言を行いました。

最後に、有村治子参議院議員の先導で、憲法改正国民投票の勝利に向けて参加者全員立ち上がり、高らかに勝ちどきをあげました。


■1000万人達成!憲法改正の国会発議を!中央大会
大会決議

平成26年10月より開始した憲法改正賛同者拡大運動は、全国47都道府県・各種団体におけるたゆみない活動の積み重ねにより、今般ついに目標の1000万人を突破した。この間に行われた衆議院、参議院の国政選挙でも、憲法改正に前向きな勢力が常に3分の2以上の議席を獲得している。これらはいずれも憲法改正を求める民意の表れとみることができよう。国会はこの民意に応え、主権者国民が国民投票を通じて我が国の将来を選択する権利を行使できるよう、速やかに改憲の発議に向けた取り組みを始めるべきである。

現在、各党においてそれぞれ重要なテーマにつき憲法改正案が検討されているが、わけても「自衛隊の明記」と「緊急事態条項」は、国家の危機に憲法秩序を維持し、国民の生命財産を守るため必要不可欠なものであり、最優先で解決されなければならない。

我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中で、日本の平和と独立を守り国民の安全の確保に努めている自衛隊に対して、国民の信頼は9割に達している。しかし、自衛隊の合憲性については国会及び政府の憲法解釈に委ねられたままであり、いまだに憲法違反の声もある。それ故、自衛隊の根拠規定を憲法に明記して違憲論の余地をなくすと共に、その法的安定性を確保することは、まさに急務である。

極東情勢が緊迫し、大規模災害が予想される今、各党は国民の生命と安全を守るため、憲法改正原案を速やかにとりまとめ、年内の発議を実施すべきである。これは、各党・国会議員に課せられた重大な責務であり、ここに次の二項目を強く要望するものである。

一、国民の9割が支持する「自衛隊」の根拠規定を憲法に明記する。

一、大規模災害に際し、国民の生命と安全を守る緊急事態条項を憲法に
新設する。

以上、決議する。

平成30年3月14日
美しい日本の憲法をつくる国民の会